業務内容
下図は、アンゾフの成長マトリクスを発展変形したものです。各社、事業戦略をどのように設定していくかにより、そこに必要とされるマーケティング技術は大きく変わってきます。 近年、求められる特性、機能、性能、、、あらゆるものが高度化し、如何に限られた資源の中で、目的を達成するための確率を上げるかが、各社の重要な課題となっています。
変形アンゾフの成長マトリクス

弊社では、開発研究を中心に、新たに出てきた課題の難易度に応じ、応用研究、更には基礎研究の導入も交えていきます。具体的には、下表に従って研究開発を進めていきつつ、その段階毎に課題を明確にし、対策を講じていけるよう提案させて戴きます。
開発管理の流れ
段階 | 実施項目 | 実施内容 |
---|---|---|
0 | 企画・構想 | テーマとそのマトリックス上の位置もしくはどこを攻めるかを決定 |
1 | コンセプト検証 | 市場と提供できる価値(製品:技術)の仮説検証 |
2 | ブラッシュアップ | コンセプト実現の可能性見極めと改善 |
3 | 市場評価 | プロトタイプで限定した顧客にコンセプトを問う |
4 | スケールアップ | 高評価を得たまたは合格したレシピの量産性を確立する |
5 | 市場展開 | 顧客展開、顧客毎銘柄拡充を行う |
参考(研究に係る用語の定義)
基礎研究 (Basic research) | 特別な応用、用途を直接に考慮することなく、仮説や理論を形成するため、又は現象や観察可能な事実に関して新しい知識を得るために行われる理論的又は実験的研究 |
応用研究 (Applied research) | 基礎研究によって発見された知識を利用して、特定の目標を定めて実用化の可能性を確かめる研究や、既に実用化されている方法に関して、新たな応用方法を探索する研究 |
開発研究(Experimental development) | 基礎研究、応用研究及び実際の経験から得た知識の利用であり、新しい材料、装置、製品、システム、工程等の導入又は既存のこれらのものの改良をねらいとする研究 |
出展 文部科学省 資料3-2 戦略的な基礎研究に関する現状整理 |
コンサルタント、研究受託の内容
エポキシ樹脂、アクリレート、ウレタン、ポリイミド系を使った研究開発に対する補助、アドバイスを行います。 |
変性ポリマーの合成から、そのフォーミュレーション、加工を経て製品を生み出すお手伝いを行います。 |
お客様が抱えている課題解決のための糸口、具体的なアプローチを示すべく、お客様の要求内容に応じ、これまで培ってきた知識・経験を教授するワンポイントアドバイスから、一緒に考えながら、お客様の求める機能を創出していく、伴奏型コンサルタントも行います。 |
技術開発のみならず、営業の皆さんが、機能製品を的確にターゲット顧客に届けられるよう、販売する製品の技術、機能のトランスレーションを行い、マーケティングへの可能性を高めます。 |
業務内容とフロー
まずは打合せをさせて戴き、お客様の目指すものを明確にさせて戴いた後、お客様のご要望に応じ下表の内容で対応をさせて戴きます。
Ⅰ | スポットコンサルティング |
オンライン限定(要相談) | |
Ⅱ | ステージコンサルティング |
質問等に電話・メールで対応。調査が必要な場合には別途相談(Ⅲ)。 月内に1日までの訪問指導実施。2日目以降は相談により決定。 |
|
Ⅲ | 調査 |
調査業務等の時間では決められない為、事前に相談して決定。 | |
Ⅳ | 伴奏型コンサルティング |
Ⅱ.の形式とし、訪問指導日数等詳細は事前に相談、決定。 | |
Ⅴ | 受託研究 |
開発段階により相談 | |
業務上知り得た秘密情報は、秘密保持契約、覚書、念書の取り交わしが無くても秘密保持が前提。秘密保持契約が必要であると判断される場合は契約締結させて戴く。 |

以下のテーマにつき、 |
☆ これから検討したい |
☆ 検討しているがもう少しアイデアを膨らませたい |
☆ 一緒に開発していきたい |
☆ 技術を引き受けたい |
といったお客様がいらっしゃいましたらご連絡ください。まずは話を聞きたいで結構です。 |
・特殊エポキシ樹脂

・可溶性ポリイミド(溶液&粉状)

・PHA(PBO前駆体)(溶液&粉状)

・高耐熱(200℃以上)離型フィルム

・高耐熱(200℃以上)高延伸離型フィルム(~600%)

・感光性レジストフィルム

・LCP(液晶ポリマー)フィルム加工

・耐熱易剥離(スイッチング)フィルム(取扱商品参照)

・次世代LIB電極用バインダー

・ウエハ反り矯正フィルム

・ネイルシール

資料請求は、「お問い合わせ」からご用命ください。
1.POSS
シルセスキオキサン骨格化合物。
剛直な立方体核から放射線状に側鎖が配置されており、溶媒や他の媒質中で高い分散性を示すことから、分子レベルで無機成分と有機高分子をハイブリッドさせることが容易。

特長 | 理由 | |
---|---|---|
1 | 耐熱性 | 有機/無機フレームワークハイブリッドで分解しにくい(Td 365℃) |
2 | 高周波特性 | 空間体積が大きく、PTFE同等のDfの可能性を有する |
3 | 機械的強度 | 無機ナノフィラーを添加と類似した強度を実現できる |
4 | 耐薬品性 | 有機/無機フレームワークハイブリッド構造に腐食、酸化に強い |
5 | 分散性 | 無機フィラーと異なり、溶解により容易に均一ナノ分散できる |
6 | 軽量化 | シリカと比べ比重(1.2)が小さく、軽量化が可能 |
7 | 難燃性 | 熱分解を抑制し、燃焼時に発生する熱量を低減 |
8 | 光学特性 | ナノ分散の為、透明度を向上。高温でも光学特性を維持 |
2.耐熱易剥離(スイッチング)フィルム
耐酸、耐熱性に優れた工程後易剥離テープ。両面テープで片面板の生産性を2倍にできる。

3.防カビ剤
カビの成長抑制剤。一般の防カビ剤は、見た目を良くする洗浄剤でいわば雑草の頭切り。本防カビ剤は、カビの足(菌糸)の成長を抑制し、繁殖速度を大幅に低下(3か月以上)でき、しかも、人細胞に安全な成分を使用しているから安心。
自動車のフィルターやエアコンへは、噴霧タイプで簡単対応。しつこい水回りは、一度綺麗に除去した後に効果的。

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